昨年12月に構想され、少しずつ準備して来た周産期オンラインが4/28より始動します。周産期オンラインとは、当法人のクリニックと産科医療機関をオンラインでつなぐ試みであり、当院の周産期サポートの新たな資源です。
ここでは2つの大きな柱があります。
1つ目は産科医療機関に対するオンラインコンサルテーションです。産科で対応に迷われるケースや精神疾患の理解に関して、心療内科クリニックに所属する心理士の視点からコンサルテーションを行ないます。
２つ目は産科受診中の妊産婦さんへのオンラインカウンセリングです。受診を促すほどではないけれど、不安や悩みの大きい妊産婦さんに対して、産科と心理士をオンラインでつなぎ、単発のカウンセリングを行うことを考えています。
実際に全ての仕組みが動き始めるにはまだ時間がかかると思いますが、4/28から試験運用に入ります。
各部門の皆様からもたくさんの協力を得て、当法人における周産期サポートの新たなコンテンツが始動します。周産期医療と精神科・心療内科領域の架け橋となるようなサービスを提供できればと思っています。
＊＊＊
臨床心理士・公認心理師 島田
